Vol.73 パンの⾹りに誘われて♪ 神⼾のパン巡り旅 〜中編〜
神⼾のパンって、どうしてこんなにおいしくて胸が⾼鳴るんだろう…!
前編で感じた余韻に浸かるふねこたち。
>前編の様子はこちら
もっと神⼾のパンの魅⼒を堪能すべく、次に向かったのは、
⻑く地元で愛され続けてきた⽼舗ベーカリー。
時を重ねた建物、創業時から変わらないおいしさ、そこに流れる空気感。
そのすべてが、ふねこたちの⼩さな⾜どりをそっと引き寄せます。
神⼾で⻑く親しまれているパンを巡る旅、その様⼦を覗いてみましょう♪
教会跡地の美しい空間で味わう、⽼舗のドイツパン
神⼾のパン⽂化を語るうえで⽋かせない存在。それが、1924年創業の⽼舗ベーカリー『FREUNDLIEB(フロインドリーブ)』です。
ドイツ出⾝の創業者・ハインリッヒ・フロインドリーブ⽒は、⽇本にドイツパンの⽂化を根づかせようと、⻑年にわたって⼿作りのパンを提供し続けてきた功労者。創業から⻑い歴史の中、1999年にかつての教会「旧神⼾ユニオン教会」に店舗と⼯場を移しました。

1929年に建てられたゴシック様式の建物は、今では国の登録有形⽂化財にもなっていて、重厚な⽯造りの外観や、尖塔アーチが残る礼拝堂の⾯影に、ふねこたちも静かに興奮しています。
扉を開けると、創業期の写真や歴史を物語るパネル看板が展⽰され、⽬の前のショップには、伝統的なドイツパンからアップルパイ、焼き菓⼦など所狭しと並んでいます。オープン直後からお客さんが次々と訪れ、ふねこたちはアップルパイに夢中のようです♪

階段を上がった先に広がるカフェは、かつて礼拝堂だった場所。⼤きな窓から光が差し込み、そのスケール感は思わず息を呑むほど。⽊造の構造材が作る趣あるハリ、菱形市松で彩られた床、⾼い天井と⽩い壁。ゆっくりと時間が流れる特別な空間です。

注⽂したのは、看板メニューの「オリジナルローストビーフサンドウィッチ」。⿊⽑和⽜を低温でじっくり焼いた⾃家製ローストビーフが、カリッと⾹ばしいパンに惜しみなくサンドされ、さらにデミグラスソースとマスタードの効いた特製マヨネーズが絡み合います。ひと⼝かじると、⾁の深い旨みとソースのコク、パンの⾹ばしさがバランスよく広がり、ふねこたちの⽬がパァッと輝きました。
そして、リボン型のクロワッサンも味わっておきたい⼀品。外はサックリ、中はしっとり、さらにバターの⾹りがふわり。⾹り豊かなレモンティーとの相性も抜群です!

デザートには、⾒た⽬もかわいらしい「ノンパレールパイ」を。サクサクでほんのり⽢く、せつこの表情も⾃然とやわらいでいきます。

⾷後は外の中庭へ。⼿⼊れの⾏き届いた⼩さなガーデンを眺めながら、ほっと⼀息。歴史の重なりがそのまま空気となって漂う、ここでしか味わえない特別な時間を満喫し、⽢く静かな余韻に包まれたふねこたちでした。
ずっと変わらないおいしさ。『ケルン』が作る、神⼾っ⼦のパン
1946(昭和21)年創業の『KÖLN(ケルン)』は、75年以上にわたり神⼾の街に根づき、今も幅広い世代に愛される⽼舗ベーカリー。現在は神⼾市内に8店舗を展開し、家族三代で通う常連さんも多いのだとか。ふねこたちは、その中でもアクセスのよい三宮店へ向かいました。

お店の前で、まず⽬に⾶び込んでくるのが巨⼤な「チョコッペ」のモニュメント。丸くて愛らしいおなじみの⾒た⽬がそのまま⼤きくなって、つい記念に写真を撮りたくなる存在感。ふねこたちももちろんパシャリ!

店内の真ん中に据えられた王冠モチーフのパン棚も象徴的。三宮店には常時90種類ほどのパンがずらりと並び、惣菜パンからおやつ感覚の菓⼦パン、朝⾷⽤のシンプルなパンまで、とにかく種類豊富!
50年以上前から⼈気の菓⼦パン「ミルティー」や、毎⽇の⾷卓に添えたくなるミルクたっぷりのパン「ドイツ」、TV番組でも取り上げられた「クロワッサンベーグル」など、ロングセラーが多数。神⼾っ⼦の胃袋を⽀え続けてきた惣菜パンはそれぞれにファンがいて、ハムやチーズを使ったボリューム系から、素朴で懐かしい味わいのものまで揃っています。
そしてケルンといえば、コッペパンをアレンジした⼈気シリーズ「チョコッペ」と「バタッペ」が名物。
ころんとした形で、⼿のひらサイズのかわいらしさ。⻭触りのいいパン⽣地にチョコクリームやバタークリームがたっぷりサンドされ、⼦どもにも⼤⼈にも⽀持される不動の⼈気商品です。地元では、“チョコッペ派かバタッペ派か”で話が盛り上がることもあるみたい!

⽢酸っぱいラズベリーをのせたタルト「恋するラズベリー」や、パン⽣地に通常の2倍マヨネーズを絞った「⻤マヨブレッド」といった三宮店だけで出会える限定パンも魅⼒のひとつ。さらに、デニッシュやさまざまな⽢いパンを少しずつ集めて圧縮したスイーツ「ボーム」は、フードロスに配慮した商品で、なかなか店頭に出ない⽇もあるため“幻のパン”と呼ばれているのだとか。
最後に、笑顔がやさしい店⻑さんと記念写真を♪

『ケルン 三宮店』は朝9時から夜10時まで営業と、にぎやかな街で⼀⽇中おいしいパンを届けてくれるありがたい存在。その温かい雰囲気と毎⽇⾷べたくなるホッとする味わいに、ふねこたちもすっかり魅了されたようでした。
後編は、神⼾のパンの底⼒と奥深さをさらに知ることに…!
続きをどうぞお楽しみに♪
FREUNDLIEB(フロインドリーブ)
兵庫県神⼾市中央区⽣⽥町4-6-15
078-231-6051
⽔曜(祝⽇の場合は翌⽊曜休み)





















